中村天風という人物
中村天風は日本の実業家であり、初めてヨーガを日本に持ち込んだ人物。
あの稲盛和夫氏も、天風さんに学んだ。
中村天風氏、その性格の凄まじさを象徴するのは、青春時代に柔道のエースとして活躍し、倒した相手からケンカを売られ結果的に刺殺してしまったり、
日露戦争ではスパイとしてロシアへ行き、人斬り天風と恐られ、生きて帰って来た僅か数名のうちの1人だとか。
ちなみに、戦地で一度捕まり、銃殺刑に処せられる筈が、間一髪の瞬間に助け出され生還したのだ。
帰国後は、当日、死の病であった肺結核にかかり、自ら治すため、医者を信用せず、海外の署名な方々に会って治す方法を求めつづけ、自ら医学も勉強して極めるに至るが、それでも、病いは治らずに、ついに諦めて、最後は日本で死のうと帰国の船に乗った。
帰路の途中、船内で偶然、ヨガの聖者カリアッパ師に出会い、そのまま着いていってヒマラヤの奥地で修行の末、この宇宙の真理を悟るに至り、病を治したのだ。
中村天風の病いを必ず治すという【凄まじい一念】は、結果的に、叶ったのだ!
- 天風の格言をいくつか紹介する
人の生命は、宇宙の創造を司どる宇宙霊(神仏)と一体である。
そして人の心は、その宇宙霊の力を自己の生命の中
へ思うがままに受入れ能う働きをもつ。
然もこうした偉大な作用が人間に存在して居るのは、
人は進化の原則に従い、神と倶に創造の法則に順応する大使命を与えられて居るがためである。
私は力だ!力の結晶だ!
何ものにも打克つ力の結晶だ!
だから何ものにも負けないのだ!
病にも、運命にも、否、
あらゆるすべてのものに打克つ力だ!
そうだ!強い強い力の結晶だ!
天風の悟り、それは、この宇宙は生命であり、自らの生命も全く同じ
であり、宇宙創造の生命と一体である。力そのものであるということ。
なんと、力強いことか‼️