- 虫の知らせ
おじいちゃんが亡くなったとき、明確に知らせが来た。
いつも通り会社帰りに夜道を家まで歩いていると、ふと、
おじいちゃんの顔が、心に写った。
そして、だんだん、何か訴えるように、どんどん顔が鮮明に
また、濃くなっていく。
それは、完全に、私の意思とは関係なく、勝手に現れて
勝手に、鮮明化した。
そして、5分後に、帰宅した。そしたら、玄関に弟が立ってて、ついさっき
じいちゃん亡くなったって。今から、一緒に実家帰ろう。と、言われて
本当にびっくりした。
わたしは、小さい頃から、じいちゃんと、川で遊んだり、バッタ取りしたり
自転車の乗り方を教わったり、凧揚げを教わったり、野球したり
それは、それは、たくさん遊んだから、何だか、最後のお別れに来てくれた
みたいで、嬉しかった!
それ以来、あの時見た心の中のじいちゃんは、鮮明に記憶に残り、
見たいと思えば、いつでも、じいちゃんの顔が出てくる(*^^*)
僕の中で、生きてるみたいだ。